消防設備士乙6類の試験を受けられる人で、どうも勉強する気になれないという方がいらっしゃいます。
消防設備士乙6類の勉強を始めるにあたって、まず身近な所にある消火器を観察してみると良いと思います。
例えば、写真に示す消火器は、工場やデパートなどでよく見かける消火器です。
2つとも消火器に『粉末消火器』という表示があります。
よく見ると、片方の消火器は圧力計が付いていますが、もう片方の消火器には圧力計が付いて
いません。
この2つの消火器は、加圧の方法(消火器内部の圧力により消火剤を放射する方法)に違いがあります。
圧力計(指示圧力計という)が付いている方の消火器の加圧方法を蓄圧式、圧力計が付いていない方の消火器の加圧方法をガス加圧式といいます。
用途は同じでも構造に違いがあるとは、興味深いですね。
Leave a Comment