配線図は50問中20問出題されます。
一般問題と重複する箇所があります。
「電気工事士2種筆記試験対策講座」の以下の講は、配線図の問題でも出題されていますので確認しておいてください。
配線図の読み方の概略を説明します。
図は、平成24年度下期に出題された配線図です。
電気の出発点をつかみ、どのように流れているかを追っていくことで複雑な配線図を読むことができます。
試験は制限時間がありますので、問題の部分だけを 新聞を読むような感じで流し読みすればよいと思います。
流れとしては、
①配線図の出発点である受電部分を見て、配電方式(電源)を確認する。
図の配線図は、電源が2つあり、1つは単相3線式100/200V、もう1つは三相3線式200Vです。
この2つはお互い交わることがありません。
(複線図の書き方 第2講 電源 参照)
②単相3線式100/200Vの電気の通る道筋をたどる
単相3線式100/200Vは分電盤L1に入っていきます。
分電盤L1の結線図が下の図です。
電気はここで分岐されて、色んな場所に供給されるのです。
例えば、g を通る電気は2つの接地極接地端子付埋込み形コンセントへ行っています。
③三相3線式200Vの電気の通る道筋をたどる
三相3線式200Vは分電盤P1に入っていきます。
分電盤P1の結線図が下の左図です。
ここで分岐して、それぞれの場所に電気が供給されます。
例えば b を通る電気はエアコンへ行っています。
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