電気工事士のあるある~ホタルスイッチ

知って得するホタルスイッチのしくみ

ホタルスイッチとは、夜などの暗い状態でもスイッチの位置が分かるように小さなランプが付いているスイッチのことです。

ここで、小さなランプのことをパイロットランプまたは表示灯と言い、本来は電灯などの機器に電気が通っているかを表示するためのものです。

ホタルスイッチの働きを写真で見てみます。

電球切れが無く正常な状態の時は、スイッチOFFでパイロットランプが点灯しており、暗闇の中で電灯を点灯する時スイッチの位置が容易にわかります。ホタルスイッチを入れると電灯が点灯し、パイロットランプが消えます。

ホタルスイッチ❸

もし電球が切れている場合は、スイッチがON、OFFのいずれの場合もパイロットランプは点灯しません。この時は、電球を交換してパイロットランプが点灯するのを確認してください。パイロットランプはスイッチの位置表示だけで無く、電球が切れているかどうかを知らせてくれる便利なものです。

尚、電球を交換してもパイロットランプが点灯しない場合は、ホタルスイッチの故障などが 考えられますので、電気屋さんに相談してみてください。

ホタルスイッチ❻

ホタルスイッチの状態と電気回路を次の表に示します。ここは電気工事士を受験される方が読むとスッキリするのではないでしょうか?

【電球が正常な状態でスイッチOFFの場合】

パイロットランプの抵抗は極めて大きいので、回路に流れる電流は少なく、少ない電流ではパイロットランプは点灯できても電球は点灯できないということになります。

片側一車線では車の流れが悪いというイメージです。

【電球が正常な状態でスイッチONの場合】

スイッチをONにすると回路に流れる電流は、抵抗の少ないスイッチ→電球に流れ、電球が点灯します。一方、電流は抵抗の大きいパイロットランプの方には流れないので、パイロットランプは消灯します。
バイパスを作ることにより車の流れがスムーズになったというイメージです。

ホタルスイッチ❶

【電球が切れている場合】

スイッチをONにしてもOFFにしても回路には電流が流れません、従って、パイロットランプは点灯しません。

土砂崩れにより道路が塞がって車が流れないというイメージです。

ホタルスイッチ❷

【ホタルスイッチに関する演習問題】

次の回路で、スイッチが開いている時と閉じている時の回路に流れる電流は?

イ.開いている時 0.01(A)   閉じている時0.01(A)

ロ.開いている時 0.01(A)   閉じている時0.1(A)

ハ.開いている時 0.01(A)   閉じている時 1(A)

二.開いている時 0.1(A)         閉じている時0.1(A)

パイロットランプ❶

【答】

パイロットランプ❷

パイロットランプ❸

従って、ハ.開いている時 0.01(A) 閉じている時 1(A) が正しい。

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