電気工事士のあるある~電線篇その③~

単線とより線

電気工事士の技能試験でよく使われるVVFケーブル(600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形)の心線は、1本の導体より構成されており、単線といいます。

それに対し、VCTケーブル(ビニルキャブタイヤケーブル)の心線のように、複数の導体をより合わせて構成された心線をより線といいます。

より線は、複数の導体をより合わせているため、単線よりも折り曲げやねじれに強いという利点があります。しかし、単線に比べて電気抵抗が大きいため長距離の使用には適さないという欠点があります。

より線は、主に電源ケーブルやLANケーブルに使用されています。(ダイヤトレンド株式会社用語集より)

電線の太さの単位は、単線が心線の直径(mm、ミリメートル)で、より線が心線の断面積(m㎡、平方ミリメートル)で表します。

電線篇その③-1

電線篇その③-2

洋服にS、M、Lのサイズの規格があるように、電線にも太さの規格があります。単線は、1.6mm、2.0mm、2.6mmなどで、より線は2.0m㎡、3.5m㎡、5.5m㎡などがあります。

ここで、断面積が2m㎡のより線は“ニスケ”と呼ばれ、直径が2.0mmの単線は“ニミリ”と呼ばれています。より線も単線も同じ“2”という規格があるので、区別するため呼び名を変えています。

“ニスケ”のスケは、m㎡ =square mm=  スクエア(スケア)=スケという所から来ています。

電線を電話で注文するとき、「2スケの2心を100mお願いします。」と言うと、何かカッコイイ感じがしますね。

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