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■「VVFストリッパーP958」を使っての埋込連用タンブラスイッチ(片切)の結線方法
この作業は、タンブラスイッチ(片切)に接地側、非接地側の区別がないという点を除いては、「埋込連用コンセントの結線方法」と同様です。
「埋込連用取付枠への埋込連用タンブラスイッチの取り付け」→「ビニルシースのはぎ取り」
→「絶縁被覆のはぎ取り」→「埋込連用タンブラスイッチへの心線の差し込み」
という順序で作業を行います。
●材料
・600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形 1.6mm 2心 …… 30mで2,800円位
・埋込連用タンブラスイッチ …… ホームセンターで200円未満
・埋込連用取付枠 …… ホームセンターで50円前後
ホーザン社では「埋込連用タンブラスイッチの結線」動画はありませんが、「埋込連用コンセントの結線」の動画を参考にして実際作業を行ってみてください。
※注意 器具によっては、絶縁被覆の剥ぎ取り寸法が12mmのものがあります。
器具に表示されているストリップゲージに合わせて絶縁被覆の剥ぎ取りを行ってください。
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■この作業の欠陥
「技能試験の概要と注意すべきポイント」
・取付枠部分の欠陥……p37をご覧ください。
✕取付枠を裏返しにして配線器具を取り付けたもの
✕取付けがゆるく、配線器具を引っ張って外れるもの
✕配線器具の位置を誤って取り付けたもの(図有り)
✕配線枠を(配線図の)指定箇所以外で使用したもの
・心線が結線穴の端から2mm以上露出している✕ …… p31 をご覧ください。
・連用器具の破損✕……p39をご覧ください。
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渡り線を使用する場合
1つの連用取付枠に2つまたは3つの埋込器具がある場合は、「渡り線」を使用します。
候補問題NO.11がその例です。
▶候補問題NO.11
1つの連用取付枠に「埋込連用タンブラスイッチ(片切)」と「埋込連用コンセント」がある場合の例は、以下のようになります。
ここで、「渡り線」には黒線を使用します。
尚、結線方法は複数通りあります。
◀埋込連用コンセントの結線のページ 配線用遮断器の結線のページ▶
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